体のニオイの悩みに応える体臭ブログ

わきが多汗症治療に長年携わってきた五味クリニック院長五味常明が、体臭対策、体臭予防をご紹介します。

加齢臭より強烈!30〜40代半ば女性のミドル脂臭は「廃油のニオイ」

 汗ばむ季節の到来、ニオイ対策は万全ですか? 電車に乗れば見知らぬ男性の体臭や口臭、家に帰れば夫の加齢臭にウンザリというアナタ! 実は女性も40歳ごろから汗も体臭もキツくなる一方なんです! オシャレにキメてもメークを頑張っても、クサかったら台無し! 本気の対策、始めましょう。まずはボディー編から――
 
20150526_nioi_1_1「女性の場合、女性ホルモンの低下と同時に体臭が変わることがあるんです。また、更年期を境に体臭が強くなりやすくなるんです」

 と話すのは、ニオイの第一人者、五味常明先生(五味クリニック院長)。ニオイのもとは、汗と皮脂。この2つが一緒になって、体臭となるのだそう。最近、自分のニオイが気になる女性は、下記の原因と対策を参考に、生活を見直してみて!

■原因1 女性ホルモンが低下すると加齢臭が発生

 女性ホルモンにはニオイを抑える働きがある。そして女性ホルモンはだいたい40代ごろから減っていき、逆に更年期を境に、男性ホルモンが70〜80代ごろまで増え続ける。さらに、女性ホルモンが減ると、活性酸素が増え、皮脂が酸化し、加齢臭のもとであるノネナールが発生。「ですので、女性にも加齢臭があるだけでなく、男性は年々減っていくのに女性は年を重ねても加齢臭がするんです」(五味先生・以下同)。

■原因2 更年期のホットフラッシュと汗腺の退化

 更年期には顔がほてって汗が噴き出す「ホットフラッシュ」という現象が起きやすくなる。「更年期で出る汗は、濃度が高くて蒸発しにくく、アンモニアなどのニオイ物質が多く含まれているので、汗そのものがニオイます」。また、長年エアコンの中にいて、暑さ・寒さを感じないことから汗腺が退化し、正しく汗がかけなくなっていることも、ニオイの原因となる。

■原因3 ストレスや疲労もニオイのもと

 男性並みに働く女性が増えてきたことで、疲れやストレスからくるニオイ、「疲労臭」に悩む女性が増えてきている。「疲れが蓄積すると、肝臓がうまく機能せず、体内で作られたアンモニアが尿として排泄されずに体内にたまり、汗として出るために、ニオうんです」。肝臓機能の低下の原因は、過度な労働や加齢による疲労の蓄積、ストレスによる免疫力の低下、飲酒などが考えられる。

■原因4 加齢臭より強烈なミドル脂臭

 主に後頭部から首の後ろに発生するのが「ミドル脂臭」。男性特有のニオイだと思われがちだが、実は女性も発していて、たとえるなら廃油のようなニオイ。だいたい30〜40代半ばで強さのピークを迎える。「ジアセチルという原因物質が、強い不快なニオイの源。汗に含まれる乳酸がジアセチルを作ります。乳酸を少なくするには、血行をよくすることがカギとなります」

■対策1 働く汗腺を増やす

「汗とは本来、無臭で皮膚の雑菌や垢などが反応してニオってしまうんです。しかし汗腺の機能が低下すると、汗の濃度が高くなり、重炭酸イオンや尿素などが含まれる“ニオう汗”となります」。汗腺の機能を高めるには入浴がいちばん。下図のように酢を入れた風呂で手足を温める汗腺トレーニングや、有酸素運動で血行をよくして、質のよい汗をかくようにするのが◎。
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(1)浴槽に43〜44度のお湯を、1/3〜1/4の高さに張る
(2)バスチェアを置いて座り、前かがみになってひざ下・ひじ下を10〜15分つける
(3)毎日続けるうちに、手足だけでなく、全身の休眠していた汗腺が活発に働くように!

■対策2 食事でカラダの内側から改善

 皮膚の出口が詰まると、汗腺の中にある皮脂腺で活性酸素が発生し、過酸化皮膚の発生の原因となる。これは皮脂を酸化させ、脂肪酸やアルデヒドのような体臭成分を生む。「皮膚の酸化を抑える抗酸化作用のある食物は、ビタミンC(イチゴ、ゆず)、ビタミンE(うなぎ、アーモンド)、カテキン(緑茶)、ポリフェノール(赤ワイン)、イソフラボン(豆乳)などが有効です」

⇒疲労臭を抑える食材
 疲労臭は、肝臓の機能低下により発生するので、肝機能を高めるためには、オルニチンやクエン酸を含む食材をとると軽減につながる。オルニチンはしじみ、クエン酸は梅干しやレモン、お酢などに多く含まれる。「食事と同時に、疲れやストレスをためこまず、適度な睡眠、飲酒を心がけてください」

■対策3 消臭グッズの正しい使い方

 消臭剤は殺菌剤が入っているので、使いすぎると常在菌まで殺してしまいす。また、制汗剤を背中や胸、腕や首すじに使うと、必要な汗をかけず熱中症の原因に。わきや足だけに使ってください。

〈週刊女性5月26日号〉
http://www.jprime.jp/life/beauty_health/12880/2/

体臭についての相談(回答内容別)
体臭についての相談(質問内容別)

その汗のニオイ、「疲労臭」かも? OLでも中高年男性でも“アンモニア臭”が出る! カンタンに防げる方法って?

じめじめとした梅雨時のシーズン、満員電車の汗のニオイが気になる人も多いはず。「毎日入浴しているのになぜかイヤな汗のニオイがする」「デオドラント製品を使っているのに、隣の女性に顔を背けられた」など、思い当たる人は肝機能の低下からくる“疲労臭”に原因があるかもしれない。そこで今回は、「汗に含まれるアンモニア臭」と肝臓の関連性や、オルニチンによるニオイ抑制について、実験・検証の結果とともに協和発酵バイオ・学術研究企画室の西村明仁氏に話を聞いた。

 −−最近、女性にも「汗のニオイが気になる」「なんだか酸っぱいニオイがする」という人が増えていますが、これっていわゆる“加齢臭”なのでしょうか?

 西村 中高年に多い“加齢臭”とはまた違い、汗に含まれるアンモニア成分が原因となる“疲労臭”の可能性が高いですね。

 −−“疲労臭”ですか!? 初耳ですが、“加齢臭”とどう違うんですか?

 西村 加齢臭の原因は、皮脂腺から出る脂肪酸・ノネナールの酸化です。皮膚を清潔に保つことや、脂っこいものを摂り過ぎないことで抑えることができます。一方、“疲労臭”は、血中のアンモニア成分が原因。汗と一緒に体外に出て、揮発することで発生します。

 −−アンモニアが原因だから、オシッコのようなニオイなんですね。

 西村 ええ。通常なら、アンモニアが増え過ぎた場合、肝臓で解毒されます。そのため、汗に含まれるアンモニアもごく微量のため、揮発してもニオイを感じません。体内で処理しきれなくなると、汗に含まれるアンモニア値が高くなり、独特の刺激臭を発することになると言われています。

 −−アンモニアを処理しきれなくなるのはなぜなんでしょう?

 西村 肉などの高タンパク質な食材は、消化吸収され、体内で代謝される過程でアンモニアを発生します。肝機能が低下し、アンモニア解毒を担うオルニチンサイクルの働きが低下してしまうと、アンモニアが処理しきれなくなる可能性があります。また、激しい運動で筋肉が分解される時にもアンモニアは発生しますし、一方、お酒の飲み過ぎなども肝機能の低下に影響するので注意が必要です。

 −−なるほど。だから、年齢に関係なくニオってしまう、と。

 西村 加齢臭とは違い、“疲労臭”の可能性は、若い女性にも十分あります。また、アンモニアはニオイの原因になるだけでなく、疲労の原因物質とも言われていますから、体内に増えることでだるさや疲労感が増してしまうのです。

 −−疲労した時に出るニオイだから“疲労臭”なんですね! とはいえ、汗そのものが臭うなら、入浴やデオドラント対策では対処しきれないですよね。一体どうすればいいんでしょう?

 西村 ニオイのもととなるアンモニアを体内できちんと処理できるよう、暴飲暴食を控えたり、オルニチンを摂取するなどで肝機能をアップさせることが大切ですね。

 −−お話を聞いて、疲労臭のメカニズムは理解できました。それでもやっぱり「オルニチンを飲むだけで効くなんてホントなの?」と思ってしまうんですが…。

 西村 それについては、2011年の時点で、加齢臭などにもくわしい五味クリニックの五味常明院長の監修で、効果を検証する実験が行われています。

 −−どんな実験をしたんですか?

 西村 19名の成人男性を対象に、オルニチンを摂取させたグループとプラセボ(偽薬)を摂取させたグループをつくり、両者に一定の速度でエアロバイクを漕ぐ運動をしてもらいました。運動前と運動終了後には、採血するとともに、手にはめていたビニールの手袋から汗や皮膚ガスを回収し、それぞれのアンモニア濃度を測定しました。

 −−運動で疲れる前と後のアンモニアの量を測定したわけですね!

 西村 ええ。実験の結果、オルニチンを摂取したグループのほうが、運動後の汗や皮膚ガス、そして血液中のアンモニアの濃度が低く抑えられている事が判りました。つまり、オルニチンが肝臓のアンモニア解毒を活性化することで、体から発散されるアンモニア臭を低減させる効果があると考えられるのです。

 −−ホントに飲むだけで疲労臭を抑えられるとは驚きです。数値に勝る信憑性なし、ですね! 

 西村 疲労臭については、本人が気付いていないケースも多いんです。汗を拭いたタオルを放置していて、いつもより酸っぱい臭いや、鼻につく臭いを感じたら、疲労臭を疑ってみてもいいかもしれません。

 −−自分が気付かないまま、周囲の人に「クサい!」なんて思われていたらショックです。

 西村 ニオイの問題は、周囲が気を遣うあまり、本人は知らないままになってしまうケースも少なくないでしょうね。

 −−特に女性の場合、デオドラント製品などで気遣っているだけに、気付かない人も多そうですね。「自分には関係ない」って思ってしまうかも。

 西村 オルニチンを飲むことは、疲労臭の対策となるだけでなく、女性にとってプラスになる部分がたくさんあるんですよ。成長ホルモンの分泌を促してくれるので肌へのアンチエイジング効果が期待できますし、脂肪の分解をアップする効果もあるので、ダイエット補助にも向いていると言えます。

 −−え〜っ!! それホントですか!?

 西村 いわゆるコラーゲンドリンクなどにもオルニチンは使用されています。また、オルニチンは筋たんぱく質の合成を促す働きがあるため、男性の場合は、筋肉量を増加する効果も期待できますね。実際、アメリカではボディビルダー向けのサプリとして販売されていますから。

【参考ページ】
http://ornithine.jp/lab/decreased.html

■「オルニチン」とは…
 肝臓で活躍するアミノ酸のこと。もともとヒトの体の中に存在するアミノ酸で、血液に溶け込んだ状態で体内を巡っているが、肝臓では有害物質であるアンモニアの「解毒」を担っている。アンモニアは生命活動のエネルギー<ATP>の産生や、脳を動かすエネルギー<グルコース>の生成を妨げる物質。オルニチンはそうしたアンモニアの解毒を助けることにより、スムーズなエネルギー産生にも貢献していると考えられている。また、「肝臓に良い食材」として認知度が高いシジミは、オルニチンの含有量が飛び抜けており、その効果のカギこそがオルニチンであると考えられている。

リアルライブ
http://npn.co.jp/article/detail/82618429/

体臭についての相談(回答内容別)
体臭についての相談(質問内容別)

気になる場所に一吹き ミョウバンで体臭や雑菌を抑える

 ムシムシと汗ばむ季節。汗臭さが気になります。臭いの原因となるのは、アンモニア臭や雑菌の繁殖。これらを抑える効果が、古くから使われてきた食品添加物ミョウバンにあると聞き、記者が試したところ、妻は「革命が起こった」と泣いて喜びました。

 ミョウバンは、硫酸とカリウム、アルミニウムなどがくっついた物質。白い結晶状のものがスーパーや薬局で「焼きミョウバン」として売られている。

 漬けものや煮物の色を保ったり、ゴボウや栗のあくを抜いたりする目的で使われる。また、たんぱく質を変質させる作用があり、タコのぬめり取りにも使われる。

 そんなミョウバンのもう一つの効果が消臭だ。体臭予防に詳しい五味クリニック(東京都新宿区)の五味常明院長によると、古代ローマ時代から制汗剤や消臭剤として使われていたらしい。水中の不純物を沈殿させる浄水効果もあるため、プールやお風呂にミョウバンを溶かして入っていたようだ。

続き
朝日新聞医療サイトアピタル
http://apital.asahi.com/article/story/2015053100024.html

体臭についての相談(回答内容別)
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枕が臭う原因は加齢臭ではなかった!30・40代を襲う「ミドル脂臭」の正体

「あぁ……俺もついに加齢臭のする歳になったのか…」
6月に入り、本格的に汗ばむ季節がやってきた。この時期、多くの働き盛りの男性を悩ませるのがニオイだろう。
30〜40代になると、汗臭さのみならず、枕のニオイや妻や子どもなどの指摘から“加齢臭”を実感してへこむ男性が少なくないが、そう思うのはまだ10年、いや20年早い。なぜなら、そのニオイ、おそらく“加齢臭”ではないからだ。
男のニオイは年齢で変化していた!
30〜40代の体臭「ミドル脂臭」とは

「よく加齢臭と誤解されがちですが、30〜40代の比較的若い世代に発生しやすいニオイは“ミドル脂臭”と呼ばれるものです。汗のニオイ、加齢臭に次ぐ“第3の体臭”と言われています」
こう語るのは、体臭・多汗研究所の所長でもある五味クリニックの五味常明医師だ。五味医師によると、中高年のニオイの代名詞にもなっている「加齢臭」が、実際に多く発生するのは50代以上になってから。その元となるニオイ成分は2-ノネナールというもので、“枯れ草”に例えられるほど、懐かしい“いいにおい”だと感じる人も少なくない。
一方、ミドル脂臭はというと、どう考えても“いいにおい”とは表現しがたい。五味医師は以下のように指摘する。
「ミドル脂臭の主成分であるジアセチルが放つニオイは、『つわり香』と呼ばれ、胸がムカムカするほどの不快感を与えるのが特徴です。日本酒の醸造過程で生まれることがありますが、もし原酒樽のなかにほんの少しでもジアセチルが発生した場合、香りや風味が一気に失われ、樽ごと廃棄しなければならないほど、ニオイの強い成分なのです」

ダイヤモンド・オンライン
http://diamond.jp/articles/-/72367

体臭についての相談(回答内容別)
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体臭対策 まずは生活習慣…体質に応じて選択

汗や体のにおいが気になる季節。仕事に影響することもあり、においに特に敏感な接客業界の中には、社員向けの対策講座を開く企業も現れている。

 制汗剤などの対策グッズも多いが、専門家によると一番の対策は健康な体づくり。精神衛生上、過敏にならないことも大事だ。

 タクシー・ハイヤー会社の国際自動車(東京)は先月下旬、自社のドライバー約40人を対象に「においケアセミナー」を開いた。参加した一人(44)は「自分のにおいでお客さんに迷惑をかけていないか心配なので」と話に耳を傾けていた。

 講師を務めた男性向け化粧品の「マンダム」(大阪市)の研究員で臭気判定士の久加きゅうか亜由美さんによると、においの質やその原因は年代によって違う。若い世代に多いのは一般的な汗のにおいで、汗と皮脂が元になって発生する。一方、50歳以降に増えるのがいわゆる「加齢臭」で、主に背中や胸元から発する。さらに30〜40歳代の男性が発する特有のにおいもあり、後頭部から発するので自分でも気づきにくいという。

 においを抑える対策として久加さんは「定期的に運動し、野菜中心の食事を心がけるなど、正しい生活習慣を身に付けることが大切」とアドバイスする。運動不足などで血行が悪いと、臭気成分の強い汗が出るからだ。汗をこまめに拭き、髪を洗う時に2度洗いするのも効果的だという。

 ドラッグストアではこの時期、汗対策・におい対策をうたった商品を集めた特設売り場を設けている。スプレー式、シートで拭き取るタイプ、におい対策になるというシャンプーなど、品ぞろえも最近では多様になってきている。

 トモズコレド日本橋店(東京都中央区)の担当者によると、汗やにおいを気にする人は年々増えており、今年は気温が上がった4月下旬以降、商品の売れ行きが伸びているという。担当者は「商品数も増える一方で、最近では、わきなどに直接塗り込むスティックタイプやクリームの制汗剤が、男女問わず人気です」と話している。

 体臭や汗に詳しい五味クリニック(東京都新宿区)院長の五味常明さんは「制汗剤は『自信回復グッズ』の一つと考え、自分の体質に応じたものを使いましょう。においの強い人には、塗り込むタイプが効果的です」と話す。

 ただし、気にしすぎも問題だ。昔と違ってトイレがにおわなくなったり、家でぬか漬けを作らなくなったりし、においが社会からなくなっている。「でも、人間が生きていれば、においはあるものです」と五味さん。

 においに悩んで五味さんのクリニックを訪れる人は増えているが、その7割に気になる体臭はないという。むしろ気にするあまり、対人恐怖やうつ状態になる人もおり、過敏にならないことも大事だ。五味さんは「ストレスをためない生活をすることも、においを抑える対策になるんです」と心身ともに健康な生活を送ることをアドバイスしている。(谷本陽子)


■においを抑える対策の例

 ・定期的に有酸素運動をするなど、健康な体づくりを心がける

 ・食事は野菜中心に。暴飲暴食は避ける

 ・市販の制汗剤を使うなどして、汗はこまめに拭き取る

 ・髪を洗う時は3分間かけて丁寧に2度洗いする

 (久加さん、五味さんの話から作成)

(2015年5月30日 読売新聞)

http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=119250

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