体のニオイの悩みに応える体臭ブログ

わきが多汗症治療に長年携わってきた五味クリニック院長五味常明が、体臭対策、体臭予防をご紹介します。

女子の足は男子の5倍クサい!? 悩める女子の足のニオイ対策

タウンワークマガジン 2015年12月14日



年末年始は忘年会や新年会など飲む機会が増える時期。居酒屋の座敷で靴を脱いだ瞬間に「クサッ!」と思ったことありませんか? 特にブーツを履いている女子の足は男子の足の5倍以上、細菌が繁殖しているとか! そこで、年々、足のニオイがキツくなっているブーツ愛用歴10年の女性ライターが、汗とニオイの専門医院『五味クリニック』の五味常明先生に対策を聞きに行きました。

足のニオイの原因は汗と古い角質をエサにする細菌の仕業!


五味先生「女子のブーツの中は、男子の靴の5倍クサいって知っていますか?」
足クサライター「そうなんですか!?そもそも、足はなぜ臭くなるのでしょうか?」
五味先生「大きな原因は2つありまして、まず1つ目は汗。足は体の中で最も汗腺が密集した場所で、1センチ平方あたり300近く汗腺があります。そこから多量の汗が出ますが、ケアしづらい場所であるため、細菌が住みやすい環境を作ってしまいます」
足クサライター「足って汗をかくんですね。知らなかった!」
五味先生「そして2つ目が足の角質。足は体のどこよりも角質層が厚く、その表皮細胞が新陳代謝や摩擦で剥がれて大量のアカになります。このアカがエサとなり、細菌が分解することでにおいが発生するのです」
足クサライター「自らエサを出して細菌を育てているとは…」
五味先生「特に女性は通気性のよくないストッキングやブーツなどを履くため、靴の中の温度は約37〜40℃まで上がり、湿度は90%に。こうなるとブーツの中は汗が蒸発しにくく“ムレ”の状態となり角質がさらに剥がれ、ニオイの元である細菌がますます増えていきます」
足クサライター「靴の中が亜熱帯状態! だから冬の女性の足はクサくなるんですね!」

新事実!足のニオイは性格に関係がある!?


足クサライター「ところで私、年々、ニオイがキツくなっている気がするんですが、足クサの病にかかっているんでしょうか?」
五味先生「足のニオイは個人差があります。主な原因は汗の量の違いで、汗をかく人ほど、細菌が増えていきます。汗腺の問題もありますが、足の多汗に悩む人には共通の性格があるんですよ」
足クサライター「性格が関係あるんですか!!!」
五味先生「真面目で完璧主義、そして恥ずかしがり屋な人が多いですね。緊張したり興奮したりすると手に汗を握った経験はありませんか? これを『精神性発汗』と呼びますが、上記の性格の人は精神性発汗が強く、多汗の場合があります」
足クサライター「そうか、私、真面目で完璧主義なんですね! って、喜んでみても足がクサいのは女子としてキツイです(涙)」

汗は呼吸法で抑えられる! 靴そのもののニオイ対策も必須


足クサライター「それでは、精神性発汗の人は、足のニオイを軽減するために、まず何をすればいいでしょうか?」
五味先生「足の汗を抑えることが一番ですね。発汗は交感神経の刺激が原因です。しかし、呼吸をゆっくりすると全身の筋肉が緩み、交感神経の緊張がとけて発汗が抑えられます」
足クサライター「呼吸をゆっくりするだけで足クサが抑えられるなんて! 今から実践します!!」
五味先生「そして靴のニオイを防ぐことも大切。靴は2〜3日続けて履くと汗を吸い込んで湿気を帯び細菌が繁殖をはじめます。靴は1日履いたら、2〜3日は風通しのよいところで陰干しして休ませてください。また、出かける前には、お湯をはったタライに竹酢液を2〜3ccほど入れて、足を浸してよく洗いましょう。これだけでもニオイは抑えられるはずですよ」
足クサライター「竹酢液って何ですか?」
五味先生「竹炭を焼くときに出る液体で、消臭効果があると言われています。薬局などで販売していますよ。また、足用の制汗スプレーや靴用の防水スプレーをしておくのも効果的です」
足クサライター「制汗スプレーは分かりますが、防水スプレーですか?」
五味先生「靴の中に防水スプレーをすると、汗が染みこみづらくなるんですよ」
足クサライター「それは裏ワザですね! いますぐ買ってきます!!」


まとめ

◆ニオイの原因
汗によるムレと、ムレによって角質が剥がれ細菌が増殖

◆ニオイ対策
・呼吸をゆっくりして発汗を抑える
・靴は連続で履かず、一度履いたら陰干しする
・出かける前に竹酢液を入れたお湯で足を洗う
・靴の中に防水スプレーをして汗をブロック

体臭についての相談(回答内容別)
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| 足臭

朝のシャワーだけですませてない? 脂の腐ったような体臭の原因となる3つのNG習慣

 汗をかいたあとや人と密着するときなど、ついつい自分のニオイが気になってしまうことってありますよね。ただ、きちんとニオイのケアをしているつもりでも、体のなかから漂う悪臭はどうにもならないことも…。これにはいくつかの生活習慣が影響していたりするそうです。体臭カウンセリングのプロ、五味クリニック院長の五味常昭先生にお話を伺いました。

「体臭の原因には皮膚の雑菌の繁殖をはじめ様々なものがあります。なかでも活性酸素は、体内に酸化した脂肪分を増やしてしまい、脂の腐ったようなイヤなニオイを発生させることがあるんです」(五味先生)

 表面的なケアではどうにもならない体臭の原因はこれだったのかもしれませんね。そこで、活性酸素が増やしてしまう3つのNG習慣について教えていただきました。

●ストレス
「呼吸する、紫外線を浴びる、排気ガスを吸うなど普通に生活しているだけでも活性酸素は発生しますが、より強い影響力を持つのがストレスです。ストレスを感じると、それに対抗する『副腎皮質ホルモン』が分泌されるのですが、この分泌と分解の過程で活性酸素が発生します。ただ、体臭を気にしすぎることで、悪循環に陥ることもありますのでストレスを上手に解消するとともに、ニオイのこともあまり気にしすぎないようにしましょう」(同)

 『ニオイを気にする』→『ストレスを感じる』→『活性酸素が発生する』→『ニオイが出る』→『ニオイを気にする』ではキリがないですからね。


●肉類、脂質のとり過ぎ
「肉類、そしてマヨネーズやバターなどの脂質は酸性の食べ物であり、活性酸素を作る要因になります。肉や脂質の摂取で活性酸素が発生すると、皮脂腺に脂肪分(過酸化脂肪質)が増え、脂臭く青臭いニオイの成分であるノネナールの量が多くなり体臭が発生しやすくなります。なので、できれば肉と一緒に、活性酸素を減らすビタミンCやEを野菜や果物から充分にとると良いでしょう。ビタミンCとEはお互いの劣化を防ぎ合う効果があるので、一緒にとるとより効果的です」(同)

 「肉と一緒に野菜も食べろ」なんてよく言われますが、体臭軽減にも効果があったんですね。


●朝のシャワーだけですませる
「ゆっくり入浴することで血液循環がよくなり体内で抗酸化物質が産出されます。この抗酸化物質がたまっていた活性酸素を処理していきます。シャワーだけでは活性酸素は減少しません。さらに、夜のお風呂であればそれ以上は活性酸素を増やさず寝ている間に処理できますが、朝のお風呂では活性酸素を処理する間もなくまた活動を始めてしまうので、体臭の軽減には繋がりません」(同)

 夜に入るより人前に出る直前に体を洗ったほうが効率的と考えて、朝のシャワーだけですませている習慣の人もいそうです。それは逆効果なんですね。

「また、入浴すると汗をかきます。もともと汗はにおいませんが、ふだん汗をかかない生活をしていると本来の働きを忘れた汗腺に老廃物や角質がたまりやすくなり、汗をかいたときにこれらの不純物が一緒に出てしまいます。そうして皮膚の表面がアルカリ性の環境となって皮膚常在菌が繁殖しやすくなり、汗もにおうようになるのです」(同)

 毎日ゆっくり湯船に浸かることでストレスも軽減されそうです。

 これらのNG習慣に心当たりのあった方、いちど生活スタイルを見直し体のなかから活性酸素を減らしてみましょう!
(相川綾香/コンセプト21)



一目惚れを科学するヒトメボ より



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