体のニオイの悩みに応える体臭ブログ

わきが多汗症治療に長年携わってきた五味クリニック院長五味常明が、体臭対策、体臭予防をご紹介します。
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においが告げる病気のシグナル

 いつも清潔にしているのに、口臭や体臭が「おかしい」と感じるようなら、それは体の不調が原因かも知れません。
 病気になったり内蔵の機能が低下したりすると、口臭や汗のにおいだけでなく尿や便のにおいにまで影響が出ることがあるのです。
 口臭や体臭に異変を感じたら、一度お近くの内科などを受診しましょう。
 また、「加齢臭」は老化現象のひとつですが、実は、生活習慣病とも大きな関係があります。
 加齢臭は毛穴にある皮脂腺でノネナールという物質が作られることで発生しますが、不摂生で皮脂腺に脂肪分が増えたり、ストレスで体内に活性酸素が増えたりすると、その量も増加します。不摂生やストレスは生活習慣病の原因のひとつ。加齢臭が強まるということは、それだけ生活習慣病の危険が増しているという警告なのです。
 70歳を過ぎると「疲労臭」と呼ばれるにおいを気にする人が増えてきます。これは、加齢によって体内でアンモニアを尿素に変える働きが低下し、血液中にアンモニアが増えることが原因です。
 加齢臭も疲労臭も、規則正しい生活を送り、健康的な体をキープしていれば軽減します。次ページでは、「におわない体」をつくる方法を紹介します。

加齢臭が強い人は生活習慣病に注意
老化現象のひとつの加齢臭ですが、その発生メカニズムに目を向ければ、生活習慣病とも大きな関係があることが分かってきます。

加齢臭が発生するしくみ
年齢を重ねると、皮膚の潤いを保つための皮脂を分泌する皮脂腺の中に9−ヘキサデセン酸という脂肪酸と過酸化脂質という物質が増加。この2つが結びつき、分解・酸化されてできるノネナールという物質が加齢臭の正体です。

不摂生とストレスで加齢臭が増加
生活習慣病の原因となる不摂生とストレスは、加齢臭が強まる原因ともなります。
つまり、加齢臭が強い人ほど、生活習慣病のリスクも高くなるといえます。
加齢臭のしにくい体をつくることは、生活習慣病のリスクも減らすことにつながるのです。


不規則な生活習慣・運動不足・飲酒・喫煙→コレステロール→中性脂肪→皮脂腺の脂肪分が増加→ノネナールが増加 加齢臭が強まる

ストレス→活性酸素→過酸化脂質が増加→ノネナールが増加 加齢臭が強まる


70歳過ぎから気になり始める疲労臭とは
体内で食べ物が分解されると、アンモニアなどが発生。
通常これらは尿素に変換され、尿として排出されますが、腸内の悪玉菌が増加する70歳頃から、腸でアンモニアなどが吸収されるようになり、血液中にアンモニアが増加。
すると汗にアンモニア臭が混じるようになり、疲労臭となるのです。


腸内の悪玉菌が増える→アンモニアなどが腸で吸収される→血液中にアンモニアが増える→汗として排出



えがおで元気 2013年8月号より

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