体のニオイの悩みに応える体臭ブログ

わきが多汗症治療に長年携わってきた五味クリニック院長五味常明が、体臭対策、体臭予防をご紹介します。
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朝のシャワーだけですませてない? 脂の腐ったような体臭の原因となる3つのNG習慣

 汗をかいたあとや人と密着するときなど、ついつい自分のニオイが気になってしまうことってありますよね。ただ、きちんとニオイのケアをしているつもりでも、体のなかから漂う悪臭はどうにもならないことも…。これにはいくつかの生活習慣が影響していたりするそうです。体臭カウンセリングのプロ、五味クリニック院長の五味常昭先生にお話を伺いました。

「体臭の原因には皮膚の雑菌の繁殖をはじめ様々なものがあります。なかでも活性酸素は、体内に酸化した脂肪分を増やしてしまい、脂の腐ったようなイヤなニオイを発生させることがあるんです」(五味先生)

 表面的なケアではどうにもならない体臭の原因はこれだったのかもしれませんね。そこで、活性酸素が増やしてしまう3つのNG習慣について教えていただきました。

●ストレス
「呼吸する、紫外線を浴びる、排気ガスを吸うなど普通に生活しているだけでも活性酸素は発生しますが、より強い影響力を持つのがストレスです。ストレスを感じると、それに対抗する『副腎皮質ホルモン』が分泌されるのですが、この分泌と分解の過程で活性酸素が発生します。ただ、体臭を気にしすぎることで、悪循環に陥ることもありますのでストレスを上手に解消するとともに、ニオイのこともあまり気にしすぎないようにしましょう」(同)

 『ニオイを気にする』→『ストレスを感じる』→『活性酸素が発生する』→『ニオイが出る』→『ニオイを気にする』ではキリがないですからね。


●肉類、脂質のとり過ぎ
「肉類、そしてマヨネーズやバターなどの脂質は酸性の食べ物であり、活性酸素を作る要因になります。肉や脂質の摂取で活性酸素が発生すると、皮脂腺に脂肪分(過酸化脂肪質)が増え、脂臭く青臭いニオイの成分であるノネナールの量が多くなり体臭が発生しやすくなります。なので、できれば肉と一緒に、活性酸素を減らすビタミンCやEを野菜や果物から充分にとると良いでしょう。ビタミンCとEはお互いの劣化を防ぎ合う効果があるので、一緒にとるとより効果的です」(同)

 「肉と一緒に野菜も食べろ」なんてよく言われますが、体臭軽減にも効果があったんですね。


●朝のシャワーだけですませる
「ゆっくり入浴することで血液循環がよくなり体内で抗酸化物質が産出されます。この抗酸化物質がたまっていた活性酸素を処理していきます。シャワーだけでは活性酸素は減少しません。さらに、夜のお風呂であればそれ以上は活性酸素を増やさず寝ている間に処理できますが、朝のお風呂では活性酸素を処理する間もなくまた活動を始めてしまうので、体臭の軽減には繋がりません」(同)

 夜に入るより人前に出る直前に体を洗ったほうが効率的と考えて、朝のシャワーだけですませている習慣の人もいそうです。それは逆効果なんですね。

「また、入浴すると汗をかきます。もともと汗はにおいませんが、ふだん汗をかかない生活をしていると本来の働きを忘れた汗腺に老廃物や角質がたまりやすくなり、汗をかいたときにこれらの不純物が一緒に出てしまいます。そうして皮膚の表面がアルカリ性の環境となって皮膚常在菌が繁殖しやすくなり、汗もにおうようになるのです」(同)

 毎日ゆっくり湯船に浸かることでストレスも軽減されそうです。

 これらのNG習慣に心当たりのあった方、いちど生活スタイルを見直し体のなかから活性酸素を減らしてみましょう!

http://news.nicovideo.jp/watch/nw2929659

体臭についての相談(回答内容別)
体臭についての相談(質問内容別)

加齢臭より強烈! 30〜40代が放つ「ミドル脂臭」撃退法

 50代以降の男性の「加齢臭」を好む“枯れ専女子”はいるが、概して女性は臭いを嫌う。汗をかきやすい季節、30、40代も注意した方がいい臭いが「ミドル脂臭」。

 マンダムによると、「ミドル脂臭」は、後頭部やその周辺から発生する「ジアセチル」と皮脂に含まれる中鎖脂肪酸が混ざって臭うという。ジアセチルは汗の中の乳酸が、皮膚上の常在細菌(ブドウ球菌)に代謝・分解されることによって発生するという。

 ミドル脂臭は、加齢臭の原因物質ノネナールよりも強く、周りに拡散しやすいから厄介だ。体臭に詳しい「五味クリニック」(東京・大久保)の五味常明院長に聞いた。

「この臭いを発生しやすいのは、普段汗をかきにくい人やストレス・疲労をためこんでいる人など。疲労物質の乳酸が体内にたまっている人ほどジアセチルを発生しやすい傾向があります」

■普段から運動でしっかり汗を

 臭さを左右するのが、汗腺だ。汗腺は、水分以外の成分を濾過して再吸収する機能がある。

「汗腺が正常に機能していれば、臭いません。しかし、機能が不十分だと、乳酸などさまざまな成分が含まれた“ドロドロの汗”が皮膚上に排出されるため、ミドル脂臭の原因となるのです」

 乳酸は、筋力トレーニングなどの無酸素運動を行ったときや、強度の高い運動を行ったときに生成されやすいが、運動自体が悪いわけではないという。

「有酸素運動で、運動持久力を高めて最大酸素摂取量をアップすると、乳酸は生成されにくくなります。また、普段から運動でしっかり汗をかくようにしておけば、汗腺が鍛えられるので一石二鳥です」

 冷房の効いたオフィスにこもって仕事をしていると、汗腺機能が低下。ランチや仕事帰りに外に出て噴き出した汗が臭くなりやすい。

「酢や柑橘類からクエン酸を取ると、乳酸や脂肪を代謝するクエン酸回路が活性化します。臭いの原因物質が代謝されて効果的です」

 臭う人は、汗をかく訓練をするのがよさそうだ。

https://news.goo.ne.jp/article/nikkangendai/life/nikkangendai-404660.html

体臭についての相談(回答内容別)
体臭についての相談(質問内容別)

その体臭、睡眠不足が原因かも? 体臭ケアはデオドラントより睡眠が有効!?


「枕がくさい」とパートナーに指摘されたことはないでしょうか? いよいよ加齢臭か…と思いきや、それはビジネスパーソンに多く見られる“ストレス臭”かもしれません。最近では若くして加齢臭のような体臭に悩んでいる人も多いのだそう。他人事ではありません。体臭・発汗研究に長年たずさわる「五味クリニック」院長・五味常明先生によると、「体臭は睡眠で改善できる」とのこと。寝るだけで体臭が軽減できるなんてそんな都合の良い話があるの?詳しく聞いてみました。

ストレスが負の“悪臭スパイラル”を生む!?

そもそも、加齢臭の原因とは何なのでしょうか?

「働き盛りの30代から臭い出す体臭は、皮脂が過剰に分泌されることで発生しやすくなります。また睡眠不足や運動不足など不規則な生活をしていると、皮脂の分泌が活性化するだけでなく、悪臭の要因となる乳酸やアンモニアが汗に濃く含まれるようになってしまいます」

さらに、体臭の大きな原因はストレスなのだとか。

「人はストレスを感じると、それを緩和するために『副腎皮質ホルモン』というものを分泌します。この生成の過程で発生するのが加齢臭の原因となる『活性酸素』。ストレスの量に比例して『活性酸素』が増え、加齢臭の元になるノネナールだけでなく、それ以外の脂肪酸も増加して体臭をより強力にします。この臭いを『ストレス臭』というのです」

ストレス臭の恐ろしい点は、さらなる悪臭につながる “負のスパイラル”を生んでしまうこと。

「仕事のストレスによってストレス臭が生まれると、『自分は臭っているんじゃないか』と臭いに対して過敏になり、強いストレスを感じるようになります。すると仕事も思うようにいかず、さらなるストレスからひどい悪臭に発展してしまうケースも。体臭を予防するためには、ストレスを上手に解消してあげることが近道です」

肝臓をしっかり休ませて体臭予防!

そうはいっても、ビジネスパーソンにとって、ストレスを溜めないようにするのは難しいもの。何か良い方法はありますか?

「まずは睡眠時間をしっかり確保して、睡眠の質を高めることからスタートしてみてください。深い睡眠はストレスを軽減するだけでなく、生活リズムを整えて心身にゆとりを生みます。さらに、眠りによって成長ホルモンの分泌が促されるので、体臭を軽減できるんです。とくに眠りについた直後に成長ホルモンが大量に分泌されるので、スムーズに入眠できる状態にしておくのが良いでしょう」

ちなみにスムーズに入眠するうえで大切なのが、「肝臓をしっかり休ませること」なのだそう。

「肝臓の機能が低下すると、体内にたまった乳酸やアンモニアが汗として分泌されて悪臭を放ちます。寝る前にお酒を飲まない、寝る直前にお腹いっぱいにご飯を食べないなど、肝臓への負担を和らげてあげれば、眠りがグッと深まり、体臭予防もできますよ」

デオドラントや香水でその場しのぎをしている人も、まずは睡眠時間を見直してみては? ぐっすり眠るだけで臭いとストレスを同時に解決できるかもしれません。

監修:五味常明(五味クリニック院長)

フミナーズ より
http://fuminners.jp/newsranking/2102/

体臭についての相談(回答内容別)
体臭についての相談(質問内容別)

ストレス臭 体臭が知らせる健康状態 ニオイを気にする現代人

日本では、過労死闘が社会的関心を集め、働き方の見直しが叫ばれて久しいところですが、現実には、仕事に強い不安、ストレスを感じている労働者が58%にも達しています。こうした事情を背景に、ストレス臭が話題となっています。本特集では、体臭の種類と原因・発生メカニズム、体臭から分かる体調異変、体臭の予防対策等を分かりやすく解説します。

ニオイを気にする現代人
 近年、社会が豊かになるにつれて、生活からニオイがどんどん消えています。
 台所からはおこげや糠みそのニオイがなくなり、焼肉店でも肉の焦げたニオイは少なくなりました。あの鼻をつくクレゾール臭のする病院は稀です。デオドラント時代の今、身の回りからニオイがどんどん消えていく感があります。
 それと、同時に、ニオイに敏感になる人も増えています。
 今、工場や飲食店から出るニオイが生活環境を損なうとして制定された悪臭防止法を厳格にする自治体が増加し、臭気判定士のような専門のニオイ判定員も職業として登場しています。
 環境のニオイだけでなく、体から出るニオイが気になる人も増加しています。社会の清潔志向がすすみ「ニオイ=不潔」のイメージが定着したからでしょう。
 ある消臭メーカーが、2011年に20〜39歳の働いている女性500人を対象に、職場におけるニオイ調査を行った結果、女性の8割が「ニオイは職場での評判を左右する」と答え、90%以上の人が「不快なニオイはビジネス上のマナー違反である」と回答しています。さらに、6割以上の女性が職場で男性社員のニオイを不快に感じたことがあり、「仕事をしていて不快に感じるニオイの種類」では70%以上が「汗のニオイ」、その後は「加齢臭(58%)」「腋のニオイ(40%)」「頭のニオイ(33%)」「足のニオイ(17%)」と続いています。
 今、職場では、身だしなみだけでなく、ニオイのエチケットにも気を配ることが求められるようです。エチケットにとどまらず、職場でのニオイは労働者の作業効率にかかわることがあります。 
 嗅覚は、聴覚や視覚などの感覚よりはるかに直接的に大脳とつながっていて、ニオイ分子の情報はすぐに情緒や感情、ホルモンなどを制御する大脳辺縁系の中枢に入り、快・不快の感情に影響します。
 良い香りを嗅ぐとリラックスし、悪臭を嗅ぐと気分が落ち込むのは日常よく経験することでしょう。特に悪臭は、無意識下にストレスとして蓄積し増幅します。このようなストレス下では、作業効率が落ちるだけでなく、労働者のメンタルヘルスの面でも問題となるでしょう。

個性としてのニオイ
 しかし、人間は生きている限り臭うものです。水を飲めば、汗もかき、排尿もします。食物を食べればオナラにもなり便ともなります。つまり、人間もすべての動物と同じように、身体からニオイを発する存在であり、体から出るニオイがつくる体臭は「生きている証」です。
 近頃話題になっている「加齢臭」などは歳を重ねれば誰にでも出る一種の加齢現象であり、歳をとって目が見えにくくなり、耳が聞こえにくくなるように、加齢臭も長い人生を生き抜いてきた証とも言えます。
 実際に、人の体臭は、厳密に分析すると他人と同じではなく、自分の体臭は自分だけがもっといる「個性」でもあります。
 動物では、ニオイで縄張りを主張したり、つがいの相手を見つけますが、人間でも体臭があるからこそ、「その人らしい」とも言えます。その人の体臭は、世界で一つしかないオンリーワンものなのです。そのような意味で、昨今のデオドラントブームで、体臭をすべて消そうとする「無臭志向」は、人間の個性を否定することにもなります。
 また、他人の体臭の快・不快は、人間関係の密度と関係しています。愛する人の体臭を嫌だと思う人はいないでしょう。「ニオイは嫌だが、恋人の腋のニオイは好きだ」という人は多いものです。今まで何も言われなかったのに、定年退職をして家でゴロゴロするようになってから「家内から加齢臭がすると言われた」と来院する中高年の男性もいます。
 奥様から「臭い」と言われるようになったら、夫婦関係が冷えていないか見直す必要もあるでしょう。
 娘さんから「お父さん臭い!」と言われるのも、幼児期の娘とのスキンシップの欠如が原因のこともあります。
 通常、子供は成長して自立していくと、自分の血と遠い相手を選ぶ本能があるため、体臭の近い父親を親離れの過程で避けるのは自然なことです。だが、人間は幼児期に慣れ親しんだニオイは、思春期になっても不快とは感じないものですが、幼児期に仕事が忙しく、父親不在の家庭では、子供が父親の体臭を嗅ぐ機会がないため、大人になって急に父親のニオイを嗅ぐと「お父さん臭い!」と嫌われるようです。娘から「お父さんの後のトイレは臭くて嫌!」と言われないためには、幼児期にスキンシップで自分のニオイを「刷り込む」ことが大切なのです。
 現代の若い人が異常にニオイに敏感になるのも、子供のときの「ニオイ体験」が少ないことも原因です。 
 昔は、学校から帰るとすぐランドセルを放り投げて、野原や原っぱで木登りやかくれんぼをして自然の草木のニオイを嗅いだものです。友達同士で取っ組み合いのけんかもして、お互いの汗のニオイも嗅いだものです。
 ところが今の子供は、冷房の効いた部屋でのテレビゲームなど体を動かさない一人遊びが多く、自然のニオイやお互いの汗のニオイを嗅ぐ機会が少なくなっています。生活の中から生活臭がなくなるとともに、子供たちの「ニオイ体験」がなくなってしまいました。
 今すぐ「キレる」情緒の安定しない子供が多いのは、原始感覚である嗅覚を働かせるニオイ体験が少なく、感情をつかさどる大脳辺縁系の発達が不十分なのかもしれません。
 ニオイがなくなるのと反比例するように、消臭剤や制汗剤が1000億市場と言われるほどに売れているのは、社会全体が個人主義になり、人間関係が希薄になったことの裏返しとも言えるでしょう。
 今、行き過ぎた無臭志向を反省し、もう一度「個性としての体臭」「人間関係の中の体臭」の大切さを考えてみる必要があるでしょう。

季刊「ろうさい」 2013年春号VOL.17


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