体のニオイの悩みに応える体臭ブログ

わきが多汗症治療に長年携わってきた五味クリニック院長五味常明が、体臭対策、体臭予防をご紹介します。
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人には聞けない更年期の「臭い」 予防と対策とは?

更年期に入って「臭い」が気になりはじめたという人もいるのではないでしょうか。更年期になると汗のかき方に変化が起きたり、臭いの発し方にも変化が。そんな、人にはなかなか聞けない「臭い」についての予防と対策を、ワキガ・体臭・多汗など「汗」に関する第一人者である五味常明先生に教えていただきました。

更年期になると汗のかき方が変わる
「更年期になると女性ホルモンが減少し始め、自律神経が乱れることで更年期多汗症(ホットフラッシュ)や精神的に不安定になるという症状が出る人が多くいます。ホットフラッシュは、下半身は汗をかかないのに対し、上半身に集中して大量の汗が出ます。この一度に大量に出る汗というのが臭いの強い汗なのです」

「また、精神的に不安定になったり、ストレスが溜まりやすい状況になると、精神性発汗といって、ワキ汗が増えます。ワキはもともと汗腺が多く、汗をかきやすい場所です。この精神性発汗もどっと汗が出やすいため、臭いの強い汗が出てきます」

良い汗と悪い汗、その作られ方
「まず、臭いはどのように発生する仕組みなのかというと、汗というのは全身にあるエクリン腺とワキの下や耳の外耳道、へそ周り、陰部など体の一部にしかないアポクリン腺という汗腺から出ます」

「それらの汗腺が血管の中から血液を汲み取って汗の原料にしています。血液中にはさまざまなものがあり、アンモニアや乳酸といった臭いの元になるものも含まれています。けれどその臭いの元をそのまま放出するわけにはいかないので、一度血液中に戻す「再吸収」というろ過作業を行っているのです。この再吸収機能が高ければ、臭い成分がろ過されるわけですから、ほとんど臭いのない水に近いサラサラの汗(=良い汗)がかけるわけです」

「しかしこの再吸収機能が低下すると、ろ過ができなくなるので臭いの濃度の高いベタベタな汗(=悪い汗)をかくようになります」

「そして、どっと一気に汗をかくという状態はこの再吸収機能が追いつかないため、血液成分が一緒に出てしまうので、ベタベタの汗(=悪い汗)、つまり「臭う汗」をかきやすくなります」

においと女性ホルモンの関係
「女性ホルモンというのは、汗や皮脂腺を抑制する働きのあるホルモンです。発汗や皮脂分泌を調整しています。また、汗の酸化を抑える働きもあります。それに対して男性ホルモンというのはそれらを促進する作用があります」

「更年期は女性ホルモンが低下するので相対的に男性ホルモンが優位になりやすくなります。そのため、更年期になると汗をどっとかきやすい状況になります。そして、皮脂腺の分泌も盛んになりやすく、加齢臭の原因にもなるのです」

「加齢臭の原因であるノネナールという成分は、皮脂腺の中にパルミトレンサンという皮脂が溜まって酸化すると発生します。酸化を抑える女性ホルモンが減少することで、更年期あたりから女性でも加齢臭が出てくることも。更年期を過ぎると男女同じように出てきます」

更年期の臭いの特徴

「更年期多汗症(ホットフラッシュ)のにおいの特徴は、アンモニアが出やすいことです。疲労臭とも言います」

「そして、このアンモニアは加齢臭のにおいを強くする傾向があります。加齢臭と同時にホットフラッシュでアンモニアが出るとにおいが強くなりやすくなります」

臭う人と臭わない人の違い
「臭う人」と「臭わない人」はいるのでしょうか?

「臭う人と臭わない人の違いは、汗腺機能が高い人とそうでない人の違いです。汗腺機能が高い人は、再吸収機能も高いので血液中に成分を戻せます。よって臭い成分をろ過し、臭わない汗にすることができるのです」

予防と対策

「汗腺機能が低下していると濃度の高い汗をかきやすいため、この機能を高めることが大切。それは汗をかき慣れるということです」


「エアコンに依存しすぎないこと、しっとりと汗をかいたり、汗ばむくらいでも十分汗腺機能を高めることができるので、ウォーキングなどの有酸素運動がおすすめ」

また、暑くなったら1枚脱ぐだけでも多汗の予防になるので、体温調節しやすい重ね着をしたり、汗をかいたらゆっくり腹式呼吸してリラックスする。そして日ごろから半身浴などでゆっくりお風呂に入り、血行をよくすることも重要です。(『匂いのエイジングケア』参考)

更年期の臭いに効果的な栄養素

「更年期の臭いの特徴である、アンモニアができる原因は2つあります。1つは食べ物が分解されてアンモニアが腸の中にでき、それが吸収されて汗に混ざって出るパターン。2つ目は、アミノ酸からアンモニアになるパターンです」

「アミノ酸から分解されるものを「疲労臭」と呼んでいますが、まずは疲労を蓄積しないことが重要です。そして、肝機能を高めることが大切なことです」

「本来は肝臓にあるオルニチン回路というところで、アンモニアを尿素に変換して尿としてアンモニアを排出しているので、汗として排出されないため、体臭にはなりません」

「しかし今、40代の女性でも働いている人が多く、かなり疲労が蓄積されている人もいます。そしてお酒を飲む人も多いですね。疲労が蓄積しているところにお酒を飲んで肝機能が弱くなると、アンモニアを無臭化できなくなります。そのため、疲労を蓄積しないことと、お酒を控えめにして肝機能を高めることが重要となってきます」

「そして、腸の中でアンモニアを作らないこともポイントです。これは加齢臭に対しても言えることですが、肉類や脂っこいものを控え目にすることです」

「肉は腸の中で分解されるとアンモニアができやすくなり、吸収されると汗になります。そのため肉食を控えることが大切です」

「また、腸の中で善玉菌が優勢になると臭いができにくいですが、悪玉菌が優勢になると臭いが強くなります。ここで腸内環境を整える食材の摂取が重要となってくるわけですが、その食材というのが、「食物繊維」「オリゴ糖」「乳酸菌」になります。これは共通して和食に含まれているものなので、和食中心の食事にするとよいでしょう」

更年期の臭いに効果的なサプリメント
「サプリメントも効果があります。疲労臭(アンモニア臭)には、しじみなどに含まれるオルニチンも有効です」

制汗剤も有効

「制汗剤は汗の抑制効果やデオドラント効果だけでなく、使っている安心感という精神的な作用もあります。精神性発汗には特に効果があるといえます」

続きはリンク先を御覧下さい。
https://www.cosme.net/a-beauty/article/I0006594



体臭についての相談(回答内容別)
体臭についての相談(質問内容別)

お座敷での「足クサッ」を防ぐには? 体臭治療の専門医がニオイの原因とお手軽対策を伝授!

「スメルハラスメント」という言葉が広く知られるようになったいま、ニオイケアは身だしなみの一部です。不快なニオイは、その人の好感度を下げるというデータも。そこで今回は、専門家のアドバイスとともに、足のニオイに最適なケア方法とオススメアイテムを紹介します。接待でお座敷に上がった瞬間、周りに眉をひそめられる、なんてことがないよう、しっかり対策しましょう!



【教えてくれた人】
体臭治療の専門医 五味常明先生

足だけでなく靴もニオイ対策を

五味クリニック院長。著書に「なぜ一流の男は匂いまでマネジメントするのか?」があります。

「足裏は大量に汗をかく場所。多湿になった靴の中は、菌にとって最高の住み家です。さらに、足は摩擦で角質が剥がれやすく、それが菌の餌になります。また、疲れがたまると血中のアンモニア濃度が高くなり、汗から分泌され臭います。これを『疲労臭』といい、老廃物が溜まりやすい足は臭いやすいのです」(五味先生)



足のニオイ対策その1
毎日同じ靴はNG! 靴の中の環境を快適にする

人間は足の裏だけで毎日コップ1杯の汗をかくと言われ、靴の中は高温多湿。湿気はニオイ菌を増殖させるので、ビジネスシューズをちゃんと乾かすのが大切です。できれば3足用意し、ローテーションしましょう。消臭効果のあるインナーソールの使用もオススメです。



足のニオイ対策その2
脚の付け根を叩くと疲労臭が軽減する!


太ももの付け根にあるリンパには、体の老廃物を排出する働きがあります。その周辺を軽く叩くとリンパの流れが促進されるので、疲労臭の原因である血中アンモニアの排出がスムーズに。隙間時間に試してみてください。


続きはリンク先を御覧下さい。
http://getnavi.jp/healthcare/147745/

体臭についての相談(回答内容別)
体臭についての相談(質問内容別)

| 足臭

汗が臭くなる病気

原因と症状
糖尿病は甘酸っぱいにおい
糖質は体内に入ると消化されてブドウ糖となります。ブドウ糖は血液中を巡り、インスリンというホルモンによって、全身の細胞に取り込まれ、エネルギー源として利用されます。しかし、インスリンの分泌量や機能が低下すると、ブドウ糖は細胞にうまく取り込まれず、エネルギー源が不足します。これが、糖尿病です。
このエネルギー不足を補うため、肝臓は中性脂肪を分解して脂肪酸を作ります。その脂肪酸からケトン体というエネルギー源を合成するのです。実は、このケトン体は甘酸っぱく、果物が腐ったようなにおいがします。糖尿病によって、ケトン体が多くなると、汗にもケトン体のにおいが混じってきます。また、糖質制限ダイエットなどで、糖質を極端に制限しても、ケトン体のにおいがする汗が出てきます。

肝機能低下でアンモニア臭が
肝臓にはオルニチン回路というものがあります。たんぱく質を分解する過程で、有害物質のアンモニアが生じます。アンモニアは肝臓中のオルニチンと反応し、無害な尿素に変換してくれるのです。しかし、肝機能が低下していると、オルニチン回路がうまく機能せず、アンモニアの分解能力は低下します。分解されなかったアンモニアの一部は血液中から汗となり、ツンとしたアンモニア臭が漂います。

胃腸機能低下は腐敗臭の原因に
胃腸の機能が低下すると、摂取した食べ物を消化吸収する能力が落ちてしまいます。特に肉類は消化しきれず、腸内で腐敗し、イオウのようなにおいを発します。それが腸から吸収され、血液中へと流れ込み、イオウのような腐敗臭のする汗として出てきます。

加齢臭は生活習慣病のサイン
中高年以降に発生する加齢臭には個人差がありますが、ロウソクや古い本のようなにおいがします。年齢を重ねると、皮脂を分泌する皮脂腺の中で、パルミトレイン酸という脂肪酸や、過酸化脂質という物質が増加します。この2つが結びつくと、結果的にできるのが「ノネナール」という加齢臭の原因物質です。
この加齢臭は高血圧などの生活習慣病と深く関係しています。生活習慣病は、余分な悪玉コレステロールが活性酸素によって酸化され、血管内に蓄積していくことで始まります。実は、血管内で悪玉コレステロールの量が増えるほど、皮脂腺でも脂肪分の量は多くなり、加齢臭はひどくなります。また、皮脂腺だけでなく、汗腺からも加齢臭のような汗が出てくるのです。
そのため、加齢臭がきつくなったり、汗から加齢臭がにおうようになったりしたら、生活習慣病のサインと考えられます。

治療法とセルフケア
臭い汗の原因となる疾患を治療


本来、汗は無臭です。その汗が明らかににおうということは、内臓機能に支障をきたしている可能性が高いといえます。病院で検査し、臭い汗の原因となっている疾患を見つけ出し、医師の指導の下、治療を進めていきます。

原因別のセルフケアも有効
食事や運動などのセルフケアによって、においの原因となっている疾患を改善しながら、臭いにおいを抑えることも有効です。

糖尿病対策には有酸素運動
糖尿病の臭い汗の正体は、ケトン体です。ケトン体自体は悪者ではありませんが、糖尿病の人はインスリンの機能が低下し、細胞にブドウ糖が取り込まれず、血液中にだぶついた状態になっています。高血糖の状態が続くと、さまざまな合併症のリスクが高くなるので、血液中のブドウ糖を低減させる必要があります。
そのためにおすすめなのはウォーキングなどの有酸素運動。有酸素運動によって筋肉への血流が増えると、ブドウ糖が細胞の中にどんどん取り込まれ、血糖値の改善に役立つのです。

肝機能低下にはオルニチン
肝機能低下により分解しきれなかったアンモニアは汗を臭くするだけでなく、疲労感の原因になります。それを改善するには、肝臓のオルニチン回路を正常な状態に近づけることです。体内にオルニチンを補給しておけば、たとえ肝臓に負担がかかっても、アンモニアの処理に役立ちます。オルニチンを多く含む食品は、シジミ、ヒラメ、キハダマグロ、エノキタケなどです。積極的に摂るとよいでしょう。

腐敗臭の汗は動物性食品に注意
胃腸の機能低下による臭い汗は、その最大の原因となる動物性食品の過剰摂取に注意することです。昨今、ダイエットのために糖質を制限する一方、糖質の代わりのエネルギーとして、動物性食品を多く摂取する傾向にあります。動物性たんぱく質は筋肉をつくるなど重要な働きをしますが、過剰摂取は腸内で悪玉菌を増やすなど、デメリットもあります。動物性食品に偏ることなく、栄養バランスの取れた食生活を心がけましょう。

加齢臭対策には抗酸化食品
加齢臭の原因のひとつである過酸化脂質は、活性酸素によって増加します。また、余分な悪玉コレステロールは、活性酸素によって酸化されることで、生活習慣病の引き金となります。そのため、加齢臭と生活習慣病の両方の予防・改善のためには、活性酸素を減らすことがポイントです。
体内で発生した活性酸素は、ビタミンCやビタミンEなどの抗酸化ビタミンによって軽減できます。ビタミンCはパセリやブロッコリー、芽キャベツなど、ビタミンEはアスパラガスやアボカド、カボチャなどに多く含まれています。食生活に意識的に取り入れるようにしましょう。


サワイ健康推進課・カラダの豆辞典
https://www.sawai.co.jp/kenko-suishinka/illness/201707.html

体臭についての相談(回答内容別)
体臭についての相談(質問内容別)

見せられるワキになる!?今から始めるボディの「ニオイ」と「くすみ」対策

元来キレイ好きでニオイにも敏感な傾向がある日本人。昨今は男性女性を問わず、その傾向に拍車がかかっているそう。そして「色白は七難隠す」の言葉どおり、くすみのない真っ白な肌は女性なら誰もが目指したいところでもあります。
このたび、都内でクリニックを開業されている著名な先生方から、ニオイとくすみについてのお話を聞いてきました!

意識するほどダメになる「ニオイ・ストレス・スパイラル」対処法


五味院長先生おすすめの制汗剤
都内に日本で唯一、心と身体の両面から体臭のケアをする「五味クリニック」があります。そちらの五味常明院長先生のお話によると、患者さんの中に自分はクサイと思われてるのではないか?→ニオイを気にするあまりストレスに→更に汗をかく…という負のスパイラルに陥っている場合があるということ。汗には良い汗と悪い汗の二種類があり、ストレスを感じた時に出る汗はニオイを伴う悪い汗なのだそうです。

その解決策として、まずは自分のニオイがストレスにならない状況を作ること。五味院長先生イチオシの対処法は、ミョウバンを使った制汗剤を使用すること。茄子の漬物にも使われるミョウバンは、古代ローマ時代やルネサンス期のメディチ家も使用していた世界最古のデオドラント剤。先生曰く、制汗剤の本当の効果は自信回復。それによって他人の目を気にして出る悪い汗が減り、負のスパイラルから脱却できるとのことです。

続きは以下のリンクを御覧下さい。
https://saita-puls.com/4837


体臭についての相談(回答内容別)
体臭についての相談(質問内容別)

【足・わき・デリケートゾーン】気になるにおい、解決するコスメあります [VOCE]


汗をかいた後、ぷ〜んとにおう……。隣の人、それとも私!?一度気づくと、気になって仕方がない。本当ににおうのか、それとも気のせいか!?においの正体を知って、自分に合う対処法でにおいケアをスタート。

◆わき
においとともに、大量の汗も気になる……。でもご安心あれ!ずっとにおわない、高機能商品が続々登場中!

【対処法1】汗をかいたらこまめに濡れタオルで汗をふこう
「汗がこもると、わき汗やそのにおいが気になる場合があります。濡れタオルでこまめにわきの汗をふいてにおい予防。汗ふき用のウェットシートなども便利です」

【対処法2】制汗剤はにおいの程度で使い分け
「制汗剤はにおいの強度によって使い分けましょう。においが強い人は直塗り、ほのかに気になる人はスプレータイプを。直塗りの上にスプレーを吹き付けるのも、強力なにおい予防に」

【対処法3】疲れるとにおう疲労臭は、服でのケアが重要
「体が疲れると、体内でつくられる有害物質のアンモニアが肝臓で分解されにくくなり、皮膚からにおい物質が放出されます。この疲労臭のケアは服での消臭が効果的。防臭抗菌素材の下着や、衣類用消臭スプレーを活用してにおいを予防」

◆足
靴を脱いだ途端、ムワ〜とムレたにおいが気になる足。サンダルの季節が来る前に、足のにおいケアを万全に!

【対処法1】手足の汗は緊張性汗が出る!と感じたら深呼吸
「手足から汗が出て困る……という人の多くは緊張性。出たらどうしよう、と思うとよけいに汗をかき、その大量の汗がムレてにおいが気になり始めます。汗が出て気になるときは、大きく深呼吸。大量発汗が収まります」

【対処法2】足用制汗剤を足の裏や指の間にも塗る
「足の裏には汗腺が多く集中し、足の裏だけで一日にコップ1杯分の汗をかきます。靴の中はムレて細菌が活動しやすい場所なので、足用の制汗剤を足裏全体と、意外に汗をかきやすい指の間にもしっかり塗りましょう」

【対処法3】吸汗性の高いインソールを活用しよう!
「足のにおいを予防するには、できるだけ足をムレないようにすることがポイントです。吸汗抗菌性の高いインソールをいくつか用意して、1日使ったら、乾かして使いましょう」

【対処法4】はいた靴は1日陰干し&10円玉も効く
「湿気を含んだままの靴をはき続けることは、においをため込んでいるのと同じこと。1日はいた靴は陰干しをして、2日続けてはかないように心がけて。はいた靴の中に10円玉を入れておくと、銅のイオンの作用でにおいを消臭できます」



続きは下のリンクを御覧下さい。
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170530-00010001-kjn-life&p=1

体臭についての相談(回答内容別)
体臭についての相談(質問内容別)

その体臭、睡眠不足が原因かも? 体臭ケアはデオドラントより睡眠が有効!?


「枕がくさい」とパートナーに指摘されたことはないでしょうか? いよいよ加齢臭か…と思いきや、それはビジネスパーソンに多く見られる“ストレス臭”かもしれません。最近では若くして加齢臭のような体臭に悩んでいる人も多いのだそう。他人事ではありません。体臭・発汗研究に長年たずさわる「五味クリニック」院長・五味常明先生によると、「体臭は睡眠で改善できる」とのこと。寝るだけで体臭が軽減できるなんてそんな都合の良い話があるの?詳しく聞いてみました。

ストレスが負の“悪臭スパイラル”を生む!?

そもそも、加齢臭の原因とは何なのでしょうか?

「働き盛りの30代から臭い出す体臭は、皮脂が過剰に分泌されることで発生しやすくなります。また睡眠不足や運動不足など不規則な生活をしていると、皮脂の分泌が活性化するだけでなく、悪臭の要因となる乳酸やアンモニアが汗に濃く含まれるようになってしまいます」

さらに、体臭の大きな原因はストレスなのだとか。

「人はストレスを感じると、それを緩和するために『副腎皮質ホルモン』というものを分泌します。この生成の過程で発生するのが加齢臭の原因となる『活性酸素』。ストレスの量に比例して『活性酸素』が増え、加齢臭の元になるノネナールだけでなく、それ以外の脂肪酸も増加して体臭をより強力にします。この臭いを『ストレス臭』というのです」

ストレス臭の恐ろしい点は、さらなる悪臭につながる “負のスパイラル”を生んでしまうこと。

「仕事のストレスによってストレス臭が生まれると、『自分は臭っているんじゃないか』と臭いに対して過敏になり、強いストレスを感じるようになります。すると仕事も思うようにいかず、さらなるストレスからひどい悪臭に発展してしまうケースも。体臭を予防するためには、ストレスを上手に解消してあげることが近道です」

肝臓をしっかり休ませて体臭予防!

そうはいっても、ビジネスパーソンにとって、ストレスを溜めないようにするのは難しいもの。何か良い方法はありますか?

「まずは睡眠時間をしっかり確保して、睡眠の質を高めることからスタートしてみてください。深い睡眠はストレスを軽減するだけでなく、生活リズムを整えて心身にゆとりを生みます。さらに、眠りによって成長ホルモンの分泌が促されるので、体臭を軽減できるんです。とくに眠りについた直後に成長ホルモンが大量に分泌されるので、スムーズに入眠できる状態にしておくのが良いでしょう」

ちなみにスムーズに入眠するうえで大切なのが、「肝臓をしっかり休ませること」なのだそう。

「肝臓の機能が低下すると、体内にたまった乳酸やアンモニアが汗として分泌されて悪臭を放ちます。寝る前にお酒を飲まない、寝る直前にお腹いっぱいにご飯を食べないなど、肝臓への負担を和らげてあげれば、眠りがグッと深まり、体臭予防もできますよ」

デオドラントや香水でその場しのぎをしている人も、まずは睡眠時間を見直してみては? ぐっすり眠るだけで臭いとストレスを同時に解決できるかもしれません。

監修:五味常明(五味クリニック院長)

フミナーズ より
http://fuminners.jp/newsranking/2102/

体臭についての相談(回答内容別)
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汗がおしっこと同じ臭い? 疲労でクサくなる悪習慣の要因

週プレニュース
https://news.nifty.com/article/item/neta/12176-72252/


最近、仕事が忙しくて疲れ気味…。そんな場合に危ないのが、加齢臭と違って年齢にかかわらず、汗がおしっこのような悪臭を放つという恐怖の「疲労臭」。その発生メカニズムと予防法とは!?

■おしっこクサい汗の原因はアンモニア!

8月某日深夜。ようやく仕事を終え、終電を逃すまいとダッシュで到着した駅のホームでふと気がついた。

「あれっ、ひょっとして俺の汗、クサくねえ!? ていうか、超クセェんだけど……(自分にドン引き)」

確かに見た目はフケているが、筆者は30代前半。加齢臭にはまだ早い。ワキガでもない。シャワーも毎日浴びている。服もちゃんと洗濯している。なのに、何が起きた!?

そこでワキガ、体臭、多汗などの治療を行なっている五味(ごみ)クリニック(東京都新宿区)を訪問。カラダのニオイのスペシャリストである五味常明院長、このニオイがなんなのか教えてください!

「ちょっと服のニオイをかがせてください。うん、これは間違いなく『疲労臭』ですね」

ひ、疲労臭〜! なんですか、それは!?

「疲労臭は、汗にアンモニアが含まれることで発生するニオイのことです」

アンモニアっておしっこで有名なアレですよね! つまり、俺の汗はおしっこクサいってことか(泣)。

では、なぜアンモニアなんて恐ろしいブツが汗に!?

「体内のたんぱく質が分解されて発生するアンモニアは、肝臓のオルニチン回路を経て尿素になります。この尿素は通常、尿や便として排泄(はいせつ)されることが大半ですが、オルニチン回路がうまく働いていないと、アンモニアは尿素にならない。そして、その尿素にならなかったアンモニアが血液中に含まれるようになり、汗と一緒に体外に出てくるわけです。

肝臓のオルニチン回路は、疲労が蓄積すると働きが弱くなるため、疲労臭と呼ばれるようになりました」

えーと、要するに、疲れすぎると肝臓がヤバくなって、アンモニアがダダ漏れするってことですね。でも、確かに仕事でヘロヘロに疲れることは多いけど、毎日、大好きな肉をガッツリ食べてスタミナ回復に努めてますよ!

「あー、最悪です。アンモニアが体内で発生するのはたんぱく質、つまり、摂取した肉や体内の筋肉などが分解されたときですから、肉ばかり食べていると当然、疲労臭は発生しやすくなります」

確かに、健康な人でも肉ばかり食べていると体臭がキツくなるという話は聞いたことがある。

「その体臭は、カラダの表面にいる細菌が、汗に含まれるミネラルなどを分解したときに発生するニオイを指すもの。ニオイも、ニオイが発生するメカニズムも、疲労臭とは別物です」

なるほど〜。では、ほかにも疲労臭の原因になるものはありますか?

「まず、運動不足が挙げられます。汗をあまりかかないことで、汗を分泌する汗腺の働きが弱くなるからです。

そもそも汗とは、汗腺が血液中に含まれる水分、ミネラルなどを吸い上げて体外に放出したもの。でも、汗腺は吸い上げたすべての成分を汗として放出しているわけではなく、同時にミネラル、さらには疲労臭の原因となるアンモニアなどの一部を再び血液中に戻す作業もしている。

これを『汗の再吸収』と言いますが、このサイクルが崩れると、アンモニアなどを含んだ粘り気のある濃度が高い汗をかき、肌がベトベトします。一方、ウオーキングやランニングなどの有酸素運動を続けている人は、汗腺がきちんと働いていて汗もサラサラ。ニオイもきつくありません」

有酸素運動なんてここ数年やった記憶がないし、エアコン大好きだから、そもそも汗をあまりかいてません!

「それから、メタボ体形ですね。カラダへの負担が増えて疲れやすくなるのはもちろんのこと、脂肪は一種の断熱材にもなるので、カラダの内側で発生した熱がこもりやすくなります。その熱を冷ますためには急激に汗をかかなければいけません。そうなると、やはり汗の再吸収が難しくなります」

デブでごめんなさい!

「お酒好きの人も注意が必要です。お酒は肝臓に負担をかけますよね。もしも、飲みすぎで脂肪肝にでもなってしまったら、オルニチン回路も働きにくくなります。

また、ストレスも大敵です。人間は過度のストレスを感じたときに、いわゆる冷や汗や脂汗をかきます。これも急激な発汗なので、汗の再吸収がしにくい」

五味院長、疲労臭の原因って、働き盛りのサラリーマンなら誰でも身に覚えのあるものばかりな気がします。

「おそらく、今は大丈夫だとしても、大半の方が予備軍といっていいでしょう」

やっぱり!

「ちなみに疲労臭は、加齢臭などほかの体臭と組み合わさることで、よりきついニオイになります」

さらに凶暴になるのか!

●疲労臭予防にはこれが効く!

もはや絶望的な気分になってきましたけど、何か有効な対策はないんですか!?

「基本はやはり健康的な生活を送ること。定期的な有酸素運動でしっかり汗をかき、暴飲暴食などしないようにして肝臓をいたわる。これだけでかなり違うと思います。

そして、アンモニアを尿素に変えるオルニチン回路で使われるオルニチンは、シジミに大量に含まれているので、シジミの味噌汁やサプリなども効果的でしょう。また、疲労臭と複合してクサくなりがちな『ミドル脂臭』の主成分には、レモンや梅干しなどに含まれるクエン酸が効果的と言われています。

また、疲労回復にも、汗腺をきちんと働かせるためにも、毎日シャワーで済ませるのではなく、たまにはお風呂に入って血行を促進することをオススメします」

どうやら、乱れた生活を根本から見直さないとダメそうですね……。

「疲労臭の根源的な理由は、疲労と脂肪が蓄積した肝臓のオルニチン回路がうまく働かなくなることですからね。とにかく疲れないようにすることが一番です」

それでも、筆者みたいに疲労臭が発生してしまった場合は、どうすれば?

「汗拭きシートでぬぐっても、結局、汗をかいてしまってはどうしようもありません。同様に制汗スプレーも高い効果は望めません。ただ、アンモニアはアルカリ性なので、酸性の消臭剤ならば非常に効果的です。例えば、ドラッグストアなどでミョウバンを購入し、その溶液を服の内側にスプレーして乾かす。これでかなりニオイを抑えられるはず」



了解です! これでおしっこクサさとはオサラバだ!

体臭についての相談(回答内容別)
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「太っている人の汗は臭い」ってホント? そのにおいは加齢臭、疲労臭、ミドル脂臭、糖尿病臭の複合体だった

日経グッデイ おとなのカラダゼミナール より
http://gooday.nikkei.co.jp/atcl/report/14/091100018/081000040/?ST=bodycare&P=1


 太っている人は体臭がきつい…。口には出さなくても、そう感じている人は多いのではないだろうか? 太った人は暑くなると大量に汗をかく。一般に食べる量も多いし、脂っこいものが好きだ。シュッとやせた人に比べて、なんとなく体臭が強そうなイメージがある。


 それは決して気のせいでもないらしい。ワキガ(腋臭)や体臭対策に詳しい五味クリニック(東京都新宿区)院長の五味常明さんは、「太った人やメタボ(メタボリックシンドローム)の人は、確かに体臭が強くなります」と話し始めた。

メタボリックシンドロームの診断基準
1. 内臓脂肪の蓄積 ウエストサイズ 男性85cm以上 女性90cm以上
2. 脂質異常 中性脂肪値 150mg/dL以上
  HDLコレステロール値 40mg/dL未満
(いずれか、または両方)
3. 血圧 収縮期血圧(最高血圧) 130mmHg以上
  拡張期血圧(最低血圧)  85mmHg以上
(いずれか、または両方)
4. 血糖値 空腹時血糖値 110mg/dL以上

1. 内臓脂肪の蓄積に加えて、2〜4の2項目以上が当てはまるとメタボリックシンドロームと診断する。


 汗の原料は血液。汗腺は血液をろ過し、薄めた血漿(けっしょう)を汗として出しているという。「放置しておくと雑菌が繁殖して“汗臭さ”が出てきますが、かいた直後の汗自体は無臭なんです。ところが、中には最初から臭い汗を出す人もいます」と五味さん。実は太った人の体臭は、いくつかのにおい成分が混ざったものという。まずは、それぞれの発生原因を説明しよう。


若くても太っていると“加齢臭”がにおう

 1つ目は“加齢臭”と呼ばれるにおいだ。一般に年を取るほど発生量が多くなるが、若くても出る人もいる。原因は皮脂腺の中の「9-ヘキサデセン酸」という脂肪酸が酸化されてできる「ノネナール」という成分だ。が、五味さんによると、「太った人やメタボの人は若くても加齢臭が強い」という。ノネナールは脂肪酸が酸化されてできるので、メタボになって体内の脂肪や活性酸素が多くなれば、それだけできやすくなるわけだ。

 2つ目は、疲れていると出やすくなる“疲労臭”で、アンモニアのにおいがする。このアンモニアは腸内や筋肉でたんぱく質が分解されるときに発生するが、通常は血液に入って肝臓に運ばれ、無臭の尿素に変えられる。ところが疲労がたまっていたり、肝臓が弱っていたりすると、処理しきれなかったアンモニアが汗に混じって出てくることになる。肥満の人は運動不足の傾向があり、少しの運動でも疲労がたまりやすいので、疲労臭が強まってしまう。

 「疲労臭が出るのは肝臓が弱っているサイン。お酒を飲む機会が多くて疲労臭が出る人は、肝機能検査の数値が悪くないからといって油断してはいけません」と五味さんはアドバイスする。

いくつかのにおいが混ざると不快なものになる

 3つ目は、30〜40代の男性に多い“ミドル脂臭”だ。

 通常、筋肉は酸素を使ってエネルギーを作るが、全力疾走など激しい運動をしているときや、疲れがたまっているとき、血行が悪いときは、酸素を使わずにエネルギーを作り、その副産物として乳酸ができる。血液中に乳酸が多くなると、汗に混じって出てくるようになる。この乳酸を皮膚の上にいる細菌が分解してできるのが「ジアセチル」。これがミドル脂臭の原因物質で、「古くなった油のにおい」などと形容される。

 このにおいも肥満で疲れやすい体質だと強くなりやすい。「太った人は最大酸素摂取量(1分間の運動で取り入れられる酸素の量。持久力の指標となる)が低いので、少し動いただけでも無酸素運動になってしまう。このために乳酸ができやすく、乳酸が分解されてできるジアセチルの発生量が多いんです」(五味さん)。

 4つ目は、糖尿病の人に独特の甘酸っぱい体臭で、これはケトン体のにおい。「インスリンの働きが悪くなることで血液中に遊離脂肪酸が増え、これがケトン体になる。腐ったバナナのようなにおいです」と五味さん。

 最初に説明した加齢臭の原因となるノネナールは、実は単独ではそれほど臭くない。「アンモニア、ジアセチル、ケトン体など、他のにおいと混じることで不快なにおいになるんです」と五味さんは説明する。こうして“太った人の体臭”が生まれるわけだ。

濃度が高いのが“悪い汗”

 太ると体臭が強くなる理由はまだある。それは汗の量の違いだ。皮下脂肪は断熱材の働きをするため、太った人が暑い場所に出たり、ちょっとした運動をしたりするだけでも体温が上がって、汗が一気にドッと出る。「しかし、運動不足によって汗腺の機能が衰えているため、汗を汗腺で血液として再吸収する働きが間に合わず、血液成分の濃度が高い汗になるわけです」と五味さんは説明する。つまり、アンモニアや乳酸、細菌のエサになる脂肪酸などが多い、ネバネバした汗をかくわけだ。

 「最後にもうひとつ、“イメージ臭”というのもあります」と五味さん。若いイケメンの靴下とパッとしない中高年男性の靴下があったとき、実際は若者の方がにおいが強くても、中高年の方を臭いと感じる人が多いという。不条理だが、それが世の中の現実。太った人はもともと加齢臭やミドル脂臭が強い上、このイメージ臭まで加わるわけだ。

太った人からただよう、主な体臭と原因物質
・加齢臭 ← ノネナール
・疲労臭 ← アンモニア
・ミドル脂臭 ← ジアセチル
・糖尿病臭 ← ケトン体
・イメージ臭 ← 見た目の印象
におい対策はメタボ対策

 臭い汗を出さないためには、まず疲れやストレスをためないことだろう。「ノネナールは体内の活性酸素が多い人ほどできやすい」(五味さん)ので、暴飲暴食を控え、ビタミンC、E、カテキン、イソフラボンなどの抗酸化成分を積極的にとることを心がけてほしい。

 汗腺機能を高めてサラサラした清潔な汗をかくためには、日頃から運動で積極的に“いい汗”をかくことが大切になる。

 結局のところ、体臭対策は食事、運動、睡眠だ。

 「におい対策はメタボ対策。健康であれば、そうそう不快なにおいなど出さないはずなんですよ」と五味さんは話す。

 体臭が気になるこの季節、家族や同僚から後ろ指をさされないためにも、本気でメタボ対策に取り組んでみてはいかがだろう?

体臭についての相談(回答内容別)
体臭についての相談(質問内容別)

40代以降は要注目!進化系ボディソープで 夏の「汗くささ対策」

夏本番、毎日気になる多汗&体のニオイ。特に更年期が原因で、今まで以上に汗とニオイを気にかけている人も多いのでは?進化したニオイ対策アイテムが救世主になるかもしれない。 体臭・多汗治療の第一人者としてTVや雑誌などで活躍する「五味クリニック」の五味常明院長に、おすすめのアイテムを教えてもらった。

◆夏はボディソープで汗くささを徹底ケア

「近頃は、消臭効果に優れたものや、気になるニオイをいい香りにチェンジできるものも市販されています」と、五味院長。

たとえば、資生堂の「専科 パーフェクトバブル フォーボディー(フローラルプラス)」は、においチェンジセンサーが汗臭などにアプローチ。いい香りに変えて、日中も不快なニオイが気にならない体へと導いてくれる。また、DHCの「薬用エチケット40ボディソープ(医薬部外品)」は、引き締め、清浄、殺菌、消毒の4つの効果で、汗臭や加齢臭を防止。保湿成分配合で洗い上がりはしっとり滑らか。特に40代以上の男女におすすめだ。

「汗をたくさんかく夏は、首筋や耳の後ろ、脇の下、足の裏など、ニオイがたまりがちな部分を、特に丁寧に洗うことが大切です」

嫌なニオイの元になる汗や皮脂、汚れをしっかり洗い流しながら、ニオイ対策もできるボディソープで、ニオイに対する不安を丸ごとクリア!毎日の入浴に上手に利用して、ニオイが気にならない清潔なボディのキープに励んでみては。ただし、ゴシゴシ洗いなどは肌をいためる原因にもなるので要注意だ。


http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160803-00010001-ourage-life

体臭についての相談(回答内容別)
体臭についての相談(質問内容別)

「太っている人の汗は臭い」ってホント? そのにおいは加齢臭、疲労臭、ミドル脂臭、糖尿病臭の複合体だった

 太っている人は体臭がきつい…。口には出さなくても、そう感じている人は多いのではないだろうか? 太った人は暑くなると大量に汗をかく。一般に食べる量も多いし、脂っこいものが好きだ。シュッとやせた人に比べて、なんとなく体臭が強そうなイメージがある。

 それは決して気のせいでもないらしい。ワキガ(腋臭)や体臭対策に詳しい五味クリニック(東京都新宿区)院長の五味常明さんは、「太った人やメタボ(メタボリックシンドローム)の人は、確かに体臭が強くなります」と話し始めた。

メタボリックシンドロームの診断基準

1. 内臓脂肪の蓄積
  ウエストサイズ 男性85cm以上 女性90cm以上
2. 脂質異常
  中性脂肪値 150mg/dL以上
  HDLコレステロール値 40mg/dL未満
  (いずれか、または両方)
3. 血圧
  収縮期血圧(最高血圧) 130mmHg以上
  拡張期血圧(最低血圧)  85mmHg以上
  (いずれか、または両方)
4. 血糖値
  空腹時血糖値 110mg/dL以上

1. 内臓脂肪の蓄積に加えて、2〜4の2項目以上が当てはまるとメタボリックシンドロームと診断する。
 汗の原料は血液。汗腺は血液をろ過し、薄めた血漿(けっしょう)を汗として出しているという。「放置しておくと雑菌が繁殖して“汗臭さ”が出てきますが、かいた直後の汗自体は無臭なんです。ところが、中には最初から臭い汗を出す人もいます」と五味さん。実は太った人の体臭は、いくつかのにおい成分が混ざったものという。まずは、それぞれの発生原因を説明しよう。

若くても太っていると“加齢臭”がにおう

 1つ目は“加齢臭”と呼ばれるにおいだ。一般に年を取るほど発生量が多くなるが、若くても出る人もいる。原因は皮脂腺の中の「9-ヘキサデセン酸」という脂肪酸が酸化されてできる「ノネナール」という成分だ。が、五味さんによると、「太った人やメタボの人は若くても加齢臭が強い」という。ノネナールは脂肪酸が酸化されてできるので、メタボになって体内の脂肪や活性酸素が多くなれば、それだけできやすくなるわけだ。

 2つ目は、疲れていると出やすくなる“疲労臭”で、アンモニアのにおいがする。このアンモニアは腸内や筋肉でたんぱく質が分解されるときに発生するが、通常は血液に入って肝臓に運ばれ、無臭の尿素に変えられる。ところが疲労がたまっていたり、肝臓が弱っていたりすると、処理しきれなかったアンモニアが汗に混じって出てくることになる。肥満の人は運動不足の傾向があり、少しの運動でも疲労がたまりやすいので、疲労臭が強まってしまう。

 「疲労臭が出るのは肝臓が弱っているサイン。お酒を飲む機会が多くて疲労臭が出る人は、肝機能検査の数値が悪くないからといって油断してはいけません」と五味さんはアドバイスする。

いくつかのにおいが混ざると不快なものになる

 3つ目は、30〜40代の男性に多い“ミドル脂臭”だ。

 通常、筋肉は酸素を使ってエネルギーを作るが、全力疾走など激しい運動をしているときや、疲れがたまっているとき、血行が悪いときは、酸素を使わずにエネルギーを作り、その副産物として乳酸ができる。血液中に乳酸が多くなると、汗に混じって出てくるようになる。この乳酸を皮膚の上にいる細菌が分解してできるのが「ジアセチル」。これがミドル脂臭の原因物質で、「古くなった油のにおい」などと形容される。

 このにおいも肥満で疲れやすい体質だと強くなりやすい。「太った人は最大酸素摂取量(1分間の運動で取り入れられる酸素の量。持久力の指標となる)が低いので、少し動いただけでも無酸素運動になってしまう。このために乳酸ができやすく、乳酸が分解されてできるジアセチルの発生量が多いんです」(五味さん)。

 4つ目は、糖尿病の人に独特の甘酸っぱい体臭で、これはケトン体のにおい。「インスリンの働きが悪くなることで血液中に遊離脂肪酸が増え、これがケトン体になる。腐ったバナナのようなにおいです」と五味さん。

 最初に説明した加齢臭の原因となるノネナールは、実は単独ではそれほど臭くない。「アンモニア、ジアセチル、ケトン体など、他のにおいと混じることで不快なにおいになるんです」と五味さんは説明する。こうして“太った人の体臭”が生まれるわけだ。

濃度が高いのが“悪い汗”

 太ると体臭が強くなる理由はまだある。それは汗の量の違いだ。皮下脂肪は断熱材の働きをするため、太った人が暑い場所に出たり、ちょっとした運動をしたりするだけでも体温が上がって、汗が一気にドッと出る。「しかし、運動不足によって汗腺の機能が衰えているため、汗を汗腺で血液として再吸収する働きが間に合わず、血液成分の濃度が高い汗になるわけです」と五味さんは説明する。つまり、アンモニアや乳酸、細菌のエサになる脂肪酸などが多い、ネバネバした汗をかくわけだ。

 「最後にもうひとつ、“イメージ臭”というのもあります」と五味さん。若いイケメンの靴下とパッとしない中高年男性の靴下があったとき、実際は若者の方がにおいが強くても、中高年の方を臭いと感じる人が多いという。不条理だが、それが世の中の現実。太った人はもともと加齢臭やミドル脂臭が強い上、このイメージ臭まで加わるわけだ。

太った人からただよう、主な体臭と原因物質

・加齢臭 ← ノネナール
・疲労臭 ← アンモニア
・ミドル脂臭 ← ジアセチル
・糖尿病臭 ← ケトン体
・イメージ臭 ← 見た目の印象


におい対策はメタボ対策

 臭い汗を出さないためには、まず疲れやストレスをためないことだろう。「ノネナールは体内の活性酸素が多い人ほどできやすい」(五味さん)ので、暴飲暴食を控え、ビタミンC、E、カテキン、イソフラボンなどの抗酸化成分を積極的にとることを心がけてほしい。

 汗腺機能を高めてサラサラした清潔な汗をかくためには、日頃から運動で積極的に“いい汗”をかくことが大切になる。

 結局のところ、体臭対策は食事、運動、睡眠だ。

 「におい対策はメタボ対策。健康であれば、そうそう不快なにおいなど出さないはずなんですよ」と五味さんは話す。

 体臭が気になるこの季節、家族や同僚から後ろ指をさされないためにも、本気でメタボ対策に取り組んでみてはいかがだろう。




日経グッデイ 2016/8/17
http://gooday.nikkei.co.jp/atcl/report/14/091100018/081000040/?ST=bodycare&P=1

体臭についての相談(回答内容別)
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